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新宿コメ兵のビジネスを考える

名古屋発祥のリサイクルショップ、新宿コメ兵(こめひょう)へ初めて行ってきました。娘に着物を作ってやろうと思い立ったのですが、針仕事はボタンつけぐらいしかできないので、失敗しても悔いのない値段の着尺を探しているのです。

6Fのワンフロアが全て着物売場でした。メインの売場が土足禁止のため靴箱があります。また、手荷物を預けられるロッカーがあり、ゆっくりと着物を見ることがでました。ただ、探していた着尺はあまりありませんでした。普段着を探していたのですが、ウールは取り扱いがないそうで、高級品のリサイクルが中心のようでした。

月曜日の夕方前という時間帯のせいか、向かいの伊勢丹はそこそこの人出、隣のユニクロもボチボチなのに、コメ兵にはほとんどお客さんがいなくて、なんとなくそそくさと出てきてしまいました。休日はもうちょっと賑わっているのでしょうか?

おせっかいながらビジネスモデルが気になってしまい、その違和感をまとめてみました:

  • 格差が蔓延しつつある昨今、周りに合わせて何が何でも自分もブランド品を持たなきゃ...というのは薄れつつあるのではないかなと思います。欧米のようにブランド品はお金がある人が購入し、お金がなければ堂々とユニクロや安価な商品を着るというようになっていくのではないでしょうか。希少品はともかくとして、大量に流通している中古ブランド品に価値を見出す層が今後は減少していくと予想します。
  • 東京の女性はプレゼントにリサイクル品やディスカウント品を貰うのが嫌いなので目の前に伊勢丹があるのに、コメ兵でブランド品を買うのは別れを切り出すようなものである。
  • 場所は情報。楽器売場は御茶ノ水、貴金属なら御徒町といったように、同じ商品類が集まるところの方が、値頃なものを探している人もモノも集まるのではないでしょうか。
  • いかに東京でブランド品を安く大量に仕入れるかがポイントになると思うのですが、高くて確実に売れそうなモノほど個人でヤフオクで売ろうとする人が多いのではないかと思います。通常中古品の買取は新価格の1-2割ですが、中古品価格は新品の6-7割です。そういうことを知らなくても直感的に中抜きされない方法を選ぶ人は多いと思うのです。
  • 中古ブランド品に価値はあるかということを考えると、エルメスのTシャツが高いのはショップでのサービスやマーケティングなどの"ブランド料"に人々が価値を見出すからであって、同じTシャツを道端で買うならやはり原価に近いものになると思います。他人に見せびらかす意味でのロゴの価値はあるけれど、ショップの顧客リストに載ってサービスを受けることが出来ないのであれば正規店以外での買い物は割高とも考えられます。コメ兵では独自のサービスがあるようですが、そのサービスにお客さんが価値を見出すのか、ブランド本来が持つブランド力とのギャップをどう埋めるのか、がポイントかと思います。

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