白髪染め
美容室で、初めて白髪染めをしてみました。髪に色をつけるのは20代のころに髪に良いと言われてヘアマニキュアをして以来10年ぶりのことです。茶髪全盛の時代も、黒髪でした。社長業をはじめて白髪が増えましたがそれでもそのままでした。放っておいたわけではなく、私なりのこだわりがあってのことだったのですが、来週家人の付き合いで出かけることがあるのので家人の意向に沿って少し染めてみることにしました。
茶髪時代に黒髪を通したのは、子供のころに海外で暮らしたときの影響が大きいと思います。何かのイベントで開拓時代の衣装を着て外国人の友達と撮った写真をあとで見たら、イライザやマリーアントワネットのような友達に囲まれた中で、私だけ鹿鳴館風でとても滑稽だったのです。それを見て欧米人もどきの真似はすまいと子供心に決めたのでした。カールやクセ毛が多い外国人の友達からは東洋人の真っ黒でまっすぐな髪の毛をよく褒められるからというの理由もあります。
白髪については、永遠に染め続けることはできないから、自然に歳をとっていきたいという思いがあります。私の祖母は長い髪を真っ黒に染めて結っていました。子供だったので、染めているとは知らず祖母の髪は黒いものと思い込んでいたのです。私たちが海外に駐在している間に病を患った祖母は髪を短くし、白髪染めをやめてしまいました。久しぶりに帰国したときに髪が真っ白になった祖母に会い、浦島太郎になったようなショックでした。祖母はそれからも長生きをしたので、やがて白髪の祖母にも慣れ、それにたいそうきれいな銀髪になりました。誰しもいつかは髪の手入れもままならなくなります。突然その日が来ないよう、自然と白くなっていってれたらいいのになと思っています。落合恵子さんなどきれいなゴマ塩頭は気になります。コンサルタントをしていた時代に、上司に日本人は若く見えるので目がねでもかけてビシッと装うように言われていたので、自分の白髪もなんとなく知的な気がしてそんなには嫌ではありませんでした。
しかし、毎日私を見ている家人にはよく「染めたら」と言われました。友達にもすすめられます。私はというと鏡をいつも見ているわけでもないので自分の白髪はそんなに気になりませんが、周囲の人は私を見ると自分も歳を取っていくのがよくわかって嫌なのかなぁなどと考え、今回染めてみました。相変わらず鏡をみないので、若返った気分にはなりません。男の人は女性の髪の変化に気がつきませんので、何もなかったように今日が続いてします。
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